Atomで自宅サーバー その1


シルバーウィークも残りわずかになってきました。
あれこれ普段できないことをやっていたのですが、省電力のCPUであるAtomを使ったPCで、
自宅サーバを建ててみることにしました。とにかくこのAtomですが、消費電力が少ない。
HDDとかファンとかすべてトータルで40Wぐらいでいけるそうです。これなら電球を1個付けっ放しにしているのと
同じ程度ですので、PCの電源入れっぱなしでもいいかなという感じです。(どうもいままでPC電源入れたままに
することに抵抗があったからな〜)


今回新たに購入したサーバのスペック。

●マザー
GIGABYTE/ギガバイト
GA-GC330UD
http://www.gigabyte.com.tw/Products/Motherboard/Products_Overview.aspx?ProductID=3082

●HDD
Seagate/シーゲイト
ST9320423AS
320GB

●DVDドライブ
ソニー製 AD-7590S
http://www.sonynec-optiarc.com/jp/products/slim_dvdrw/ad7590.html

●ケース
ANTEC/アンテック
ISK300-65
http://www.links.co.jp/items/antec-case/isk30065.html

●OS Fedora11

金額はトータルで3万5千円ぐらい。安いですね。

とりあえずサクッと組み立て、セッティングし、Apacheあたりをインストールするまで半日もかからんだろうな〜なんて思っていたが、
何かとトラブル発生しまくった。すんなりいかない。あれこれ問題が発生したが、2つでかい問題が出て色々悩んだので、紹介します。


×1、HDDのエラーが出続ける

OSのインストールが終わって、rootでログインするとひたすら、HDD関連らしきエラーが出続ける。

hda: status timeout: status=0xd0 { Busy }
ide: failed opcode was: unknown
hda: no DRQ after issuing MULTWRITE_EXT
ide0: reset: success

訳がわからずパニックになったが、ネットで調べたらどうやら同じような問題で悩んでいる人が結構いるようで、
この辺を参考にさせてもらいました。↓
http://bitwalker.dtiblog.com/blog-date-200906.html
http://www.centos.org/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=thread&topic_id=13125&forum=37&post_id=59373

どうもOSがPCI IDEにドライブが接続されていないのに、PCIの方を見に行ってしまうようだ。
BIOSの設定でPCI IDEをdisableに変更してなんとか解決。
そのままにするとHDDがクラッシュするらしい、、。


×2、OSがLANボードを認識しない。

これも結構Atomマザーに見られる問題らしい。ググッて見ると結構出てきた。
Atomの付いているマザーは基本Realtek社製のLanカードが付いているらしいのだが、これをLinux
認識できないようです。

この問題はFedoraの最新版カーネルでは解決しているとのこと。横着して2年ぐらい前に焼いたFedoraCore5のDVDを使ったいたのが
まずかった、、。Fedora11をダウンロードすることにしたが、焼くのがまた別の問題だが、面倒でこれまた時間がかかった。


なんとかFedora11 にしてOSインストールして、起動したらうまくいった!!
ここまでくるのに2日もかかってしまったよ、、。せっかくの休日が、、。


続く。